ゴン吉

キラー・エリートのゴン吉のレビュー・感想・評価

キラー・エリート(2011年製作の映画)
4.1
イギリス特殊部隊SAS出身のラヌルフ・ファインズ隊員が事実をもとに書いた驚愕の告白小説を映画化したアクション作品。
ジェイソン・ステイサムとロバート・デ・ニーロが共演。

傭兵稼業を引退して恋人とオーストラリアで静かに暮らしていたダニー(ジェイソン・ステイサム)。
彼のもとにかつての相棒であるハンター(ロバート・デ・ニーロ)が捕虜になったという知らせが届く。
ハンター解放の条件は、彼がやり残した仕事を引き継ぐこと。
それはイギリスがスルタンの石油の権利を手に入れるために、オマーンの長老の息子達を殺害した三人の元SAS隊員に犯罪を自白させたうえで事故死に見せかけて殺すというミッションだった。
ダニーは仲間達と、600万ドルの報酬でその仕事を引き受けるが…

友情と報復、秘密と陰謀が交錯する中、ダニーらが元SAS隊員を一人ずつ暗殺していくテクニックが見どころです。
ステイサムならではの安定した仕事ぶりが楽しめます。
とは言え銃撃戦やカーアクションなど緊迫したシーンが目白押しで、終盤は仲間も次々と命を落とし、ステイサムの逃走劇もハラハラでした。
さらに次々と明らかになる驚愕の真事実に目が離せません。
終盤はデ・ニーロも渋く決めて大活躍です。
そしてクライマックスでは、宿敵である二人のプロの殺し屋同士の勝負に注目です!
「来るなら覚悟しておけ!」(テレ東版)
”SASによるオマーン戦争への関与は現在でも最高機密扱いである”(テレ東版)
イギリスも中東で悪いことをやっていたんですね。 

2022.12 地上波テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:中島多恵子 訳)
2022.7 BS日テレで鑑賞(日曜ロードショー・字幕)
2020.12 地上波テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替)
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