ひろゆき

ひまわりのひろゆきのレビュー・感想・評価

ひまわり(2000年製作の映画)
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銀幕短評(#470)

「ひまわり」
2000年、日本。 2時間1分。

総合評価 -10点。

邦画つづけに20年前の麻生久美子さん買いを。

亡くなったと思われる彼女をめぐり、関係する男や女が集まり 彼女にまつわる思い出をつぎつぎに回想するはなし。発想としてはなかなかよい切り口ですが、脚本の詰めがめちゃ甘い、監督(行定勲)が自分の身勝手なテクニックに酔っている、映像の粒子がとんでもなく粗い点などで、残念な結果にとどまりました。

各評点をみると、ベースを30点にして、若い麻生さんを見られたこと+15点、主役ながら彼女の出番が少なすぎたこと-10点。実際にはセリフも少なく 単なる若いだけのどうということはない女だったこと-15点。声に今の魅力がなくがっかりだったこと-5点、ひまわりのくだり-5点、舟のシーン-10点、あっけない幕切れ-10点、を合わせて-10点としました。ひとことでいうと、なんじゃこりゃという映画ですね。

この監督は、「今度は愛妻家」(#16、94点)がとてもいいですね。単にわたしが豊川悦司が好きなだけかもしれませんが。
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