南仏のキャバレーのオーナーが急死し、そのあとを継ぐか否かの時期にバラバラの家族はどうするか…みたいな流れから、それぞれが抱えた悩みや思いが見えてくる話。
見終わってみると家族と他者、和解と人生の映画…
タイトルの意味は見終わった後にジワリとジワリとわかる感じ。
主人公はテレビ番組のマジックショーで昔人気だったニッキー。
今では冴えないながらも父親がわりのガブリエルの経営するキャバレーに出ているのみ…
人間関係の把握に最初ちょっと手間取るけど、分かると絶妙。
店の成り行きや、キャバレー自体を描くことよりも、微妙な家族関係を描くことに重点を置いていて、そこが面白い。
複雑な家族映画、一種の実家帰省…
輝ける女たち…ねえ…。
この優等生的な邦題がなあ…もっと生々しい話でしたけど…でも、最後まで見たら、それも合ってるような気もしてこなくもなかったです。
キャバレー「青いオウム」のオーナー・ガブリエル…
ニースにあるキャバレー"青いオウム"のオーナーであるガブリエルの突然の死 。
遺言により疎遠になっていたファミリーが再び集まる事になる。
お互いに絡み合った関係をもつ異端の家族にとってガブリエルの遺…
南仏ニースのキャバレー「青いオウム」のオーナー・ガブリエルの死をきっかけに、ガブリエルを父のように慕っていた手品師ニッキーの疎遠であった家族の絆が深まっていくとともに、各個人が自分の生き方を見つめ直…
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