芸人だって主役を張るぜシリーズ④
イイハナシだなー。
というわけで今回はガレッジセールゴリが夏帆とともに主役を張る映画。意外とコメディだけどゴリはそんなに面白いことはしていない。感動させる役。むしろ面白コメディーは夏帆が引き受けている(これ大事!)。
まあべったべたな日本コメディなんでそこまで刺さらんすよって思って見ていたんだけど最後は刺さってしまった。あれは反則。そしてその刺さった感じがベタなんで大丈夫かお前の批評眼はって自己批判します。
でも少なくともゴリたちが歌う尾崎豊「十五の夜」はとっても良かったの。おお、これをもっと聞かせなさいよって気になるから。でもなぜか途中で次のシーンに移動。おいおい、お前って感じにもなる。
脇に間寛平(また1mmも面白くないんだけどこんな爺さんいるよねでわかりみ)薬師丸ひろ子となかなか面白俳優も出ている。薬師丸の役どころが正直掴みづらく、ぴんと来ない。まあいいかって気で見る。
夏帆の変顔は楽しい。ほんと楽しい。もっと変顔を押してもよかったんじゃねえって気にもなる。ゴリは最初から変なんで別にする必要なし(失礼)。
劇伴がやたらうるさかったり、キャラの統一が出来てなかったりと文句もあるけど最後の歌で帳消し。ほんと帳消し。あれでいいやって気になっている僕は甘いんだろうなぁ。
※この映画観てわかったんだけどゴリはもともと映画志望なのね。日大芸術学部も出ているらしいし。だからと言うわけではないけど「骨格」が出来ている映画なんでそんなに不満がないんだよ。