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ウルトラミラクルラブストーリーの一のレビュー・感想・評価

3.2
変わり者の青年が初めて恋をして、奇跡のような出来事を次々に呼び起こす様を描いたラブストーリー

異常なまでに純粋でまっすぐで奇行に走りまくる松山ケンイチのクレイジーな怪演
笑える場面もたくさんあるし全然つまらないわけでは無いのですが、設定とストーリーが奇想天外過ぎて、個性的な世界観に入り込みにくいというのが本音

登場人物は麻生久美子以外はほとんど津軽弁を喋っていて、わからない言葉はニュアンスで感じ取るしかない
松山ケンイチがものすごく流暢な津軽弁だったのは、青森県出身だったからとのこと

個人的には面白いポイントでしたが、農薬を使って賢くなるというドラッグのメタファーとも思える描写に、嫌悪感を抱く人もいるのかも

いろいろな解釈は出来ますが、どれも正解なような不正解なような…笑
衝撃的なラストも評価の分かれるポイントでしょう
好き嫌いがはっきりわかれる映画なのは間違いないですが、松山ケンイチの怪演は称賛に値するほど素晴らしかったし、題名も凄く良い☝🏻🔥

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