ヘソの曲り角

チャタレー夫人は日本にもいたのヘソの曲り角のレビュー・感想・評価

3.0
けっこうノリが古くてしんどいが映画の作り自体はちゃんとしてた。脚本が八住利雄なので普通に展開がうまい。はじめこれいらねぇだろと思った書生来るまでのくだりも何だかんだで必要。「子宝祈願」の御守を燃やす時に破片が風に舞ってくショットが良すぎ。毛糸玉がドアに挟まる演出もいい。蟹江敬三みたいな宇野重吉。あやや(若尾文子)はこの時点で既に(演技の)キャラが立ってる。あやや最初と終盤しか出ないけど冒頭からブチギレてていい。