NHK-BSPプレミアムシネマ
録画鑑賞
＂この河で恋を失い、永遠に痛むこの胸…"
“帰らざる河と人の呼ぶ流れ"
マリリンの歌声が響く
過去数回鑑賞も超久し振りに観た｡
激流下りとマリリンの歌声は覚えていた｡
ロバート・ミッチャム、マリリン・モンロー共演｡壮大なロッキーの山々を背景に、「帰らざる河」と呼ばれる激流をいかだで下る男女の苦難を描き、モンローの歌う主題歌も大ヒットした名作西部劇｡
原題 『River of No Return』
1954年米作品
監督 オットー・プレミンジャー
原作 ルイス・ランツ
脚本 フランク・フェントン
音楽 シリル・J・モックリッジ
ライオネル・ニューマン（指揮）
主題歌 「帰らざる河」
撮影 ジョセフ・ラシェル
出演 ロバート・ミッチャム マリリン・モンロー ロリー・カルホーン トミー・レッティグ ダグラス・スペンサー
日本語字幕 飯嶋永昭
（NHK番組内容より）
壮大なカナディアン・ロッキーの山々を背景に、激流を下ることになった男女を描く。ゴールド・ラッシュに沸くアメリカ北西部に、開拓者のマット（ミッチャム）が幼い息子マーク（レッティグ）の行方を尋ねてやってくる。マークは、酒場の女性歌手ケイ（モンロー）が預かっていた｡マークを引き取り、2人で農場を始めたマットだが、思わぬ困難に直面する……。
マリリン演じるケイが歌う、
『River Of No Return』が哀愁を帯びた、また子守唄のようにも感じられる名曲｡
オープニングでは、男性ボーカル、ラストは酒場で歌うマリリンの悲しみを含んだ歌声が耳に残る｡
＂No Return.No Return……"
印象のシーン
・オープニング・ロールは板切れに彫ったクレジットで。
・オープニングはマットが斧で大木を切り倒し、馬で山を下るところから｡
遠景に＂帰らざる河"が写る｡
・ケイ（マリリン）は数曲披露｡
酒場で、マットの家でマークに、そしてラストの酒場での歌声は泣ける歌声｡
・激流下りで、精魂尽き果てたケイをマット（ミッチャム）が看病で全身摩擦する｡
・マットとケイが口論し、マットが服役したことを暴露する｡それを聞いてしまったマークの驚き｡
・マークがマットを助ける為にした＂あること" で父の気持ちを理解する場面｡
マークのトラウマにならないか心配⁈
・酒場からケイを担いで連れ出すマット、道に商売用の綺麗な靴を投げ出すケイ｡
・マークが待つ馬車に乗ったケイとマークがお互いに微笑む｡
昔観た時より一層、マリリンの歌声、家族、父子の愛情が沁みる名作でした。
忘備録
『River Of No Return』
- Marilyn Monroe
1954.1.1 リリース
作詞 KEN DARBY
作曲 LIONEL NEWMAN
There is a river called 'The river of no return'
Sometimes it's peaceful and sometimes wild and free
Love is a traveler on 'The river of no return'
Swept on for ever to be lost in the stormy sea
Wail-a-ree I can hear the river call no return, no return
Where the roarin' waters fall wail-a-ree
I can hear my lover call come to me, no return, no return
I lost my love on the river and for ever my heart will yearn
Gone gone for ever down 'The river of no return'
ail-a-ree, wail-a-re-e-ee, never return to me
No return, No return
キャスト
ロバート・ミッチャム Matt_Calder
マリリン・モンロー Kay_Weston
ロリー・カルホーン Harry_Weston
トミー・レッティグ Mark
マーヴィン・ヴァイ Colby
ダグラス・スペンサー Benson
Ed Hinton Gambler
ドン・ベードー Ben
クレール・アンドレ Surrey_Driver
Jack Mather Dealer at Crap Table
エドモンド・コッブ Barber
ウィル・ライト Trader
ジャーマ・ルイス Dancer
ハル・ベイラー Young_Punk
