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帰らざる河の犬のレビュー・感想・評価

帰らざる河(1954年製作の映画)
3.0
マチズモとフェミニンの最たる例と言っても過言ではないミッチャムとマリリンモンローが牧歌的な環境に身を置くだけで一種の映像的快楽を齎すが故に、筏で激流を川下りするシーンで何カットか露骨な合成になるのが玉に瑕、、と思ったが全体的に考えたら寧ろ頑張っている方か。基本的にどのシーンも雄大な自然を活かした奥行きが意識されていてシネスコの恩恵を感じれるほどに撮影が良い。
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