りょーこ

女帝 春日局のりょーこのレビュー・感想・評価

女帝 春日局(1990年製作の映画)
3.8
中島貞夫監督お得意オンナのドロドロ物語

全ては即発情する徳川家康もとい若山富三郎が悪いのですけどね(笑)
相変わらず下半身フランス人だったw

長門裕之もいつも通り飄々と♪
その他、名取裕子や草笛光子がイイ味出してた~

何より春日局、十朱幸代の声が美しくて癒されます!



1604年。

小早川家臣だった夫を取り立ててもらおうと直訴しにきた妻おふく(十朱幸代)は、好色絶倫の徳川家康(若山富三郎)に抱かれて妊娠した。

翌年。

徳川秀忠にやっと男児が産まれるも死産。
が、秀忠を二代目将軍にするには男児が不可欠。

てなわけで、大姥の局(草笛光子)は産まれたばかりのおふくの男児とすり替えることにした。
おふくは乳母となる。

おふくの家柄に不服だった民部の局(名取裕子)も、しぶしぶこれを認めることに。

しかし、なんと秀忠にまた男児が産まれた!
今度は無事!!

こうして決して表に出せない世継ぎ争いが幕を開ける……



秀忠こころの叫び
「人間の男なら将軍など誰にでも務まるわぁっ!」

だよねぇ~

男子禁制の大奥で何が起きてるのかは知らんが、男児ならもう何でもいいから出して来いや!ってなるの、分かるよ(笑)

が、オンナたちはそうもいかない。
我が子を使ってのしあがる。

ライバルの子を暗殺し、自分の腹を斬ってでも、この子を将軍にしてみせる。

ひょ~

一方、こんな事態を引き起こした家康は、いつまでもワッショイしまくりの元気エロ爺というのがまた最悪でw

そんなドロドロお家騒動なお話でした( ´∀`)
りょーこ

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