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パルムの僧院のSosekiのレビュー・感想・評価

パルムの僧院(1947年製作の映画)
3.4
パルムとは北部イタリアのパルマだった!イタリアが統一する前、小国に分かれており、フランスを含む諸外国の介入を受けていた時代。

原作はフランス人スタンダール。アンドレ・ジッドは「これまでで最も偉大なフランス小説」と評したとか。

主要な登場人物は、貴族の次男で聖職者となる勉強をしている美男ファブリス、ファブリスの伯母に当たる公爵夫人、監獄長官の娘クレリア。悪役に当たるのが警視総監ラッシ、横暴なパルム大公。そして真のヒーロー?自由を求めて政治活動をするフェランテ。

主役のファブリスを戦後のフランスで大人気だったという俳優ジェラール・フィリップが演じる。

そのファブリスは、常に女のことしか考えておらず、そのことで色々騒動が起き話が動く…ように見える。え、そういう話?と呆れつつ、それでも3時間見続けることはできた。
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