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孫悟空のKEIのレビュー・感想・評価

孫悟空(1959年製作の映画)
4.8
シネマパレで観て大爆笑した作品。そしてシネマパレで観る前に、奇跡的に日本映画専門チャンネルで録画してた。そのDVDで久々に鑑賞。
三木のり平主演のミュージカル円谷特撮コメディ西遊記。徳川夢声の紙芝居の語りから、紙芝居の背景と実写の合成や、フィルムに直接書いたと言われる觔斗雲とか、命の危険があるのに生き物を殺すのは駄目だと藤田進に諭す空気が読めない三蔵法師とか、全日本フェンシング選手権で優勝したことがある藤木悠のフェンシングとか、三木のり平の孫悟空がただのおっさんとか、由利徹と南利明などの悪役や、藤村有弘の料理長など色々凄いけど、一番のインパクトは八千草薫。この世のものとは思えない可愛さで登場。なのに三木のり平的な酔っ払い演技からの、顔に中華料理ぶっかけられる体当たり演技は最高。
あと音楽が團伊玖磨だから話の割に壮大。
結局ポンってなんだ?
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