おおなり

誘惑のアフロディーテのおおなりのレビュー・感想・評価

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)
4.3
古代ギリシアのような国の儀式のような行いで実況中継されるのは、現代で進行するパパとなったウディの私生活。いつもはペラペラとおしゃべりが止まらないウディも、(養子の)赤ん坊を目の前にすると黙ってつんつん。ウディが親として、男として、ウディとして奔走し、翻弄されしどろもどろになる様は見ていて愉快。
デイブ・ブルーベックやカウント・ベイシーをサラッと使っちゃうあたりもまたクール。
2組の訳あり親子が偶然の再会を果たすエンディングは皮肉屋ウディ・アレンらしいね。