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パリスbyナイトのHKのレビュー・感想・評価

パリスbyナイト(1988年製作の映画)
2.4
女性議員シャーロット・ランプリングに過去を知る人物から脅迫電話が掛かる。あいつだ!確信しつつ欧州会議出席のためパリへ。旦那も鬱陶しいし、くさくさしてランプリングは青年実業家と不倫するが(どうやら謎の電話と不倫はセットのようだ)、その帰路で電話の相手と思しき知人と遭遇。金を貸してくれというのでやっぱりお前か!と担いでセーヌ川に投げ落とした案外力持ちのランプリングがホテルに戻って驚いたのは、鍵を入れたはずのバッグをどこかに落として来たからだった。部屋では電話が鳴っている…というこの映画の監督は劇作家のデヴィッド・ヘア。なもんでスリラーというよりも、関心は女性心理の方にある。ところでランプリングのモデルはエドウィナ・カリーということなのだが、カリーといえば02年に首相時代のメージャーと不倫関係にあったことで知られる。というかそれでしか知らないのだが、観た時は元ネタかと思ったけど時代は現実の不倫の方が後だった。
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