殺る気なヘンリーシルヴァ

荒野の七人の殺る気なヘンリーシルヴァのレビュー・感想・評価

荒野の七人(1960年製作の映画)
3.7
たまたまYouTubeで映画音楽流し聞きしてたら今作のテーマが流れてきて無性に見たくなって鑑賞


【感想】

個人的に今作で特に好きなキャラクターはブロンソン演じるベルナルドとマックィーン演じるヴィンとジェームズコバーン演じるブリットかな

好きなシーンは
ブロンソン演じるベルナルドが自分の父親を腰抜けだと言う子供達に「父親は決して腰抜けじゃない。銃を持てば勇敢か?責任を負う父はもっと勇敢だ!」と説教するシーン

そしてマックィーン演じるヴィンが仲間集め最中のユルブリンナー演じるクリスに集まってる仲間が「今何人?」と聞いた時クリスが指1本立てて返したのに対しヴィンが指2本で立てて返すのがカッコ良すぎてニヤけてしまったwww

あとは敵にはめられ村を追い出されたなかチコが盗賊たちに対する怒りをクリスにぶつけた後にそのやり取りを前にコバーン演じる口数少ないブリットが颯爽とガンベルト装着しながら「俺を侮辱したものは許さない」と言い出してから
自殺行為にしかならない戦いにも関わらず村を取り返すために準備を始める主人公達がカッコよすぎたww
ここら辺はセリフの選び方とその後のカットが決まり過ぎててやばかった

近年のハリウッドにはないこういう気品あふれるこういうカッコやさ、男臭いカッコ良さはないしこういうのはこの辺の時代の作品でしか味わえないよね

そんなカッコ良さを「ピンクパンサー」「ゴーストバスターズ」などでお馴染みのエルマーバーンスタインの手がけた名曲で更にエンタメ作品として盛り上げてくれるからもう文句なしです!


こういう名画見てると近年のハリウッドはポリコレ云々しかり表面だけすくって肝心な部分を落とし忘れてる気がするわ