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野のユリのseapony3000のレビュー・感想・評価

野のユリ(1963年製作の映画)
5.0
アリゾナの田舎を通りすがりの流れ者、東ドイツからやってきた修道女5人、メキシコ人たちで作り上げる教会。図々しくてありがとうも言わないシスターとポワチエがお互いをヒトラー呼ばわりしたり、教えた英語でゴスペル歌ったり。ポワチエが何者なのかは特に明かされないけど、なにかをひとりでつくりたいって一度は去ったけどまた舞い戻ってくるしひとりで作りたいのにクリスチャンのメキシコ人たちが手伝いにおしかけてきて、アイbuild、ユーbuild、ウィーbuildに。最後はそうなるんだろうなって思ってたけど、わざと発音間違えてシスターにサンキューと言わせるシーンからもうじーんときてしまう。シスターがしきりに「神が作ってくださる」って言ってたのも思い出したりして…は!ってクリスチャンでもないのに感動した。エンドクレジットのAMEN、最後まで楽しいコメディでよかった。全能感みなぎるポワチエのホワイトデニム姿とダンス。
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