しゅん

赤い手のグッピーのしゅんのレビュー・感想・評価

赤い手のグッピー(1944年製作の映画)
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めちゃおもしろい。田舎の閉鎖性を煮込んだようなグッピー一族を、否定しきらず肯定しきらずミステリー風の群像劇に仕上げる。「ムッシュー」を納屋へ監禁して以降(厳しいのか緩いのかよくわからんやりとりがよい)グッと面白くなってくる。後半何も考えずに夢中で観てた。「赤い手」の過去が一番泣ける。

大人数で部屋を占める狭さと、山の景色を見渡す広さの対比も効いている気がする。

「座れ」と繰り返すグッピー一族。
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