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赤い手のグッピーのSEULLECINEMAのレビュー・感想・評価

赤い手のグッピー(1944年製作の映画)
4.0
キャメラの旋回とカットのリズム、「注ぐこと」への主題の付け方はおもしろかったけど、物語は取り立ててどうこうというところはない。
ただ要所要所にコミカルな会話劇とサイレント期を彷彿とさせる動きがあって、それはおもしろかった。
「現金に手を出すな」のような力強いショットを期待してたけれど、力強いショットはない代わりに画面の唐突さみたいなもの(言語化が難しい)がやはりあって、そこにも凄みを感じた。
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