10年ぶりくらいにみた王道ファンタジー映画。
無邪気に見れて楽しい反面、つまんないおじさんが顔を出してネチネチ文句も言える隙もありまくる。
原作は未読だが、原作のうわべの話をうまいことさらっているという点ではすごい上手いんじゃないんかと思う。
概要だけ見るとこの作品はキリスト教の観念のもと、ひとつの世界の終わりまでを描いているとのことで、非常に深さがあるはずだが、それがサラッとしているのが勿体ない。
映画だけでもわかるように、なんであの4兄弟なのか、なんであの扉からナルニアに繋がるのか。など、核心の部分に考察ができるような話は欲しかったと思う。
映像はもうすでにこんなにも綺麗なのかと思えるほどに綺麗。アスランカッコ良すぎるよね。
合戦シーンの描き方なんかはもろロードオブザリング感。。!