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ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女のtammyのレビュー・感想・評価

3.0
ワードローブの中に魔法の世界が広がっている。
子供の頃に夢見た物語がそのまま映画になったような、夢と冒険と空想で溢れたこれぞファンタジーな世界観。
前半は映画としても美しくまとまっていたけど、途中から結構無茶苦茶な展開やあまりにも唐突な急展開が多く、だんだんと置いて行かれてしまった。
なんか違うんだよなあ…って呟きながら見た。
きっと原作は素晴らしい物語なんだろうと思うから3時間以上で作り込んで欲しかったな。

個人的にはひねくれてて今回の大きなトラブルの原因となるエドマンドよりも、スーザンが好きになれなかったかな笑
あとクリスマス関係なさすぎて、クリスマス映画にカウントするのはどうなのか…無理やり盛り込んできたなって思ってしまった。
魔女の黒目が大きくて恐怖心を煽る。ただ地味に衣装を3回チェンジするの、ちょっと面白い。
終わり方がもやっとして、あれほど母のことを考えてたのにナルニアで全て忘れて何年も過ごしていたの?とか、家族愛の話かと思いきや兄弟愛で完結?とか、なんか色々と腑に落ちないことが多くてもったいなかったな。
ただ前半の引き込まれるファンタジーはさすがDisneyでした。
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