加登魁修カドカイシュウ

311の加登魁修カドカイシュウのレビュー・感想・評価

311(2011年製作の映画)
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えらく評価が低いけど、それはこの映画がダメ!!なんじゃなくて『これは...どう観たらいいの??』という戸惑いが『低評価』に繋がっているように感じる。

それもそのはず、この映画が映し出している一側面には、未曾有の大災害を受け、何を撮ればいいの?どこまで撮ればいいの?どう撮ればいいの?という沢山の戸惑いそのものが入っている。発信する側が多分意図的にそういうものを入れているんだから、受け手は困惑して当たり前だと思うし、あの時の『リアル』がまざまざと映っちゃっているから、観た人は怒り,戸惑い,苛立ち,やるせなさを覚え、それが『低評価』に繋がっているのかな?と。

私は価値のある映画だと思いました。