311のネタバレレビュー・内容・結末

創り込まれた胸糞系映画よりも胸糞な作品。
確かにこういう方々がいるからこそ、後世にその時の惨状を映像で残せるんだと思う。そこは感謝しかない。
でも、あまりにも何かが違う。
勇敢をはき違えてる。無謀で…

ジャーナリスト魂を存分に感じました。

当時は未知の放射能に溢れる福島県の原発村に向かう恐怖と現状を伝えなければならないという使命感。

震災のありのままが描かれています。

音楽を多様しお涙頂…

もっと批判が来るような映像も撮れてるんだろうなぁ…


というか、どんな動機であれこれを観てる我々と観せる方のマインドに大きい違いある？
確かに防護服そこらに捨てたり、遺体がないことにガッカリしたり…

内幕まで全部見せますという感じのドキュメンタリーだった。線量計の数値が上がる度リアクションしてるところとか、グループの他の人がカメラ回してる後ろ姿とか。
遺体の映像(一部)を撮影して地元民で構成され…

インタビュアの人が
「ご遺体探してるんですかー？」
って尋ねると、
救助隊の方は「行方不明の方」っていう所が印象的。

遠いところから見る人たち(自分も)からしたら
数日経って望みはほぼないって客観…

多くのメディアが伝えていなかった(伝える必要ないと思い込み捨てていた)すべての映像素材を元に構成された映画。表面に映っているのは震災後の風景だが、この映画において本質は常に撮り手にある。
映像制作に…

彼らにしか撮れない映像はここにはないし、あまつさえ震災に衝撃を受ける非当事者としての自分らを映すことに終始する本作は、非難されてしかるべきだし、そうなることは彼ら自身も知っていただろう。彼らにしか撮…