青い目のロバ/マグダナのロバの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『青い目のロバ/マグダナのロバ』に投稿された感想・評価

カンヌ映画祭短篇映画賞受賞。同グランプリ受賞作「懺悔」(1984)のテンギズ・アブラゼ監督の劇映画第一作(共同監督)。グルジア・ソ連制作の児童劇。

1895年グルジア(ジョージア)。未亡人マグダナ…

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鑑賞記録。

レゾ・チヘイーゼとテンギズ・アブラゼによる寓意に富んだ作品である。
ショットの圧は少なく鑑賞は為易いが、劇伴が仰々しく煩い。
カンヌの短編最優秀作品賞受賞作であるが、物語性を重視した個…

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ジョージアン・ネオレアリズモといった趣。お話は完全に『自転車泥棒』を彷彿とさせる。自転車に当たるのがロバね。
ロバを見失ってから怒濤の雨、急に誰もいなくなる町などめちゃくちゃかっこいい絵が続くので良…

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yukiko

yukikoの感想・評価

3.9

映像も音楽も素晴らしい名作だった。
瀕死のロバの名演技、どうやって撮ったんだろう。
こどもたちもロバもかわいいけれど、働けども楽にならない暮らし、つらい。
良心皆無のミトゥアさんにはもっとひどい目に…

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犬

犬の感想・評価

3.0

キアロスタミやパナヒが撮りそうな童話的教訓ではあるが、高低差を意識した構図や雨の演出も相まってドラマがより悲劇へと強調される。不運なシーンほど落下や階段を下るなどの運動が行われてるし、裁判所でのコミ…

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Pandano

Pandanoの感想・評価

3.7

ロバの目が青いなんて…、あぁカラーで見たかった。

もちろんロバの事件を中心に、家族のささやかな幸せと、苦しい中でのジョージア人の営みが描かれているのだけど、私にはこれはロバを愛でる作品でした。
険…

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tattemassa

tattemassaの感想・評価

4.0
劇場で物語に感情移入している間は、あまり説明もなく理不尽な結末に納得いかなかったが、しばらく時間を置いて、時代背景も含めて考えるとそれこそ監督が伝えたかった事なのかもしれないとも思えてくる。
Saki

Sakiの感想・評価

3.8

良かった。
最後の結末は、逆の世界線も想像してみたけど、そうだとしてもいい映画になったと思う。そういう映画はかなり少ないと思う(その選択をしたことで急に評価が下がったり、逆にそっちの選択をしたから大…

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死にかけのロバを置いていく振り向かない背中の群れと渓谷の険しさ、悪徳商人に詰められる際の厳しい雨と追撃の水溜り、人間は醜いのにショットは途方もなく美しい。瓶を落としてらせん階段を降りていく場面、少し…

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りりち

りりちの感想・評価

3.0
結末がまさかのまさかでびっくり。ソ連映画って哀愁ただようかんじなの?
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