やすのり

ディファイアンスのやすのりのレビュー・感想・評価

ディファイアンス(2008年製作の映画)
4.5
 私たちの“約束の地”は何処…?
 テルアビブ(春の丘)はもう消えた…?
 シオニズムなど“机上の空論”…?
 
 迫害どころか、民族そのものが絶滅されようとした時代
 “ダビデの星”だけを胸に支え、彼らは生き延びた…

 
 大戦後、
 幾度と繰り返された戦争の果に今、
 武器を持たないアラブ人に銃を向ける彼ら…
 彼らは“ダビデ”であったのか、
 それとも“巨人ゴリアテ”になって  
 しまったのか…
 
 パレスチナ問題に終わりは来るのでしょうか…少なくとも、実兄をアラブゲリラに殺されたベンヤミン・ネタニヤフが指導者でいる限りは、終わりは見えないような気がするのです…

 ……とまあ、小難しいコトは置いといて!
 時代の“悩めるモーゼ”を演じたダニエル・クレイグも、
 めんどくさい偏屈者リーブ・シュレイバーも、
 “もやし”と見せかけて頼れる青年ジェイミー・ベルも、
 ふわふわのミアちゃんも、
 
 皆〜んなピッタリ‼でした👍


 それにつけても!
 イリヤ役のアレクサ・タヴァロスが美し過ぎで……😍(笑)

 
やすのり

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