阿房門王仁太郎

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還の阿房門王仁太郎のレビュー・感想・評価

4.0
 第一にベイダー卿のライトセイバー片手持ちや袈裟斬り染みた大振りが失くなって寂しかったのが最大の注目ポイントであり感慨であると断言します。
 結局皇帝が登場する事で「フォースの暗黒面」が明らかとなったが、それは、大局や最終的な目標に盲目的に邁進して(フォースをその力にして)卑近な愛情や慈悲を捨てる点に於いて石ノ森章太郎が描いた萬画版『人造人間キカイダー』の終盤に於ける「服従回路」みたいな物で、その故旧三部作はそれとフォースの「光の面」に葛藤するダース・ベイダーの物語だったのではないかと思う。
阿房門王仁太郎

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