雨丘もびり

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還の雨丘もびりのレビュー・感想・評価

5.0
ウィケットに完璧なアテレコを施
す高橋ヨシキさんを「この人コレ
何十年もやってんですよー」って
呆れ褒めるてらさわホークさん↓
https://youtu.be/-U9dKAac_08


.....このセットぜんぶ絵なの!?!?
うげぇぇえええええええ悪寒(褒)。

ピエット提督の徹底した日和見
っぷりは解説してくれて沁みた!
いる~ッッッこうゆうの!私の
場合は、弊社の◯之内さん🫢
絞めたい!ベイダーに代わって
私が絞めたい!
コイツのおかげでドラマが重層
的に感じます。このキャラよく
ぞ作った!


...さて感想。
見終えた時の充実感はちょっと格別。
それに、ゆっくりゆっくり考えたら
私の納得いかなかったジェダイ論に
ひとつ答えが見つけられた気がする。

そもそも「ジェダイ無理くね?!」
って呆れてたわけですよ私は。人と
して生きてる限り、心がある限り。
逆に、年がら年中恨みツラみに苛ま
れてなきゃ保てないシスも無理w。
年取って丸くなることもあるだろう
しさw。極端な善悪二元論が幼稚だ
よな~って感じてまして。


でも、今回のルークの踏み留まり。
ベイダーが自分と同じ傷を持つ相手
だとわかって、憐みが芽生え、殺し
きらないって決めたのは、あくまで
この時の”状況”がもたらした自制心
であり、理性的な判断だと思うのね。
例えば、ルークの目の前でベイダー
がレイアを惨殺した"状況"の後だっ
たら、どうなってたかわからない訳
でさ。。。

だから、今回の闘いでルークが選択
した決断は、あくまで今回の判断。
たぶん修行はこれからもずっと続く
んだろうな、と私は納得しました。
これからの人生においてジェダイ的
決断を迫られたときに、彼の弱さや
優しさがシスに"落ち切らせない"為
の防御力になるだろうし。だから彼
はヒーローで、正義の人だと思う。

何より、この現代においても。
理不尽な加害行為を受けて苦しむ被
害者たちが、それでも理性を保とう
と懸命に努めて、暴力の連鎖を食い
止めようと堪える態度を示してくれ
ているわけで。
殺意に没入しない試みと、そのヒン
トを、この映画から学び続けてきた
ヨシキさんホークさんが、だからこ
んなに優しい人たちなんだ...って考
えると、なんか深く納得できた。

スターウォーズを愛してきた人たち、
尊敬です。
「フォースと共にあらんことを」っ
て、すごい合言葉だったんだね。

今になって見直して、しみじみ良かった。
ちょっと...めっちゃいい映画じゃんw