83年当時は「ジェダイ」は「共和騎士」、「フォース」は「理力」と訳され、よりcivililizedでelegantな素敵な字幕だった。
中学生の自分は母におにぎりと水筒を用意してもらって、日曜日の朝から晩まで毎回座席を替えながら3回観た。あの年の7月から9月にかけて、合計鑑賞回数は13回。今でも自己ベストだ（2位の10回はファントムメナスとシン仮面ライダー）。
砂漠の決闘、森の追いかけっこ、投石でやられてしまう情けないストームトルーパー、全部のシーンに釘付けで毎回深く深く感動した。
こんな世界があるのか。どうやったらそこに行けるのか。あの光の剣はどこで手に入るのか。学校でも自宅でもスターウォーズのことばかり。
雑誌に「Revenge of the JediからReturn of the Jediに変更されたが邦題は修正されなかった」とあった。でもEpi2がシスの復讐に決定したタイミングで、邦題もジェダイの帰還に変わった。
弱！ジェダイの復活にしてくれ〜と今でも思う。帰ってきただけじゃ無いんだよ。復活したんだよ。
あれから40年。夏の昼下がりに冷房の効きすぎた劇場で遠い昔のはるか彼方の銀河系での冒険にどっぷり浸かった貴重な時間が、今の自分の一部を確実に作ってくれた。そういう機会を与えてくれた両親に感謝しかない。ありがとう。
