三四郎

骨まで愛しての三四郎のレビュー・感想・評価

骨まで愛して(1966年製作の映画)
2.9
日活の少し西部劇風ヤクザ映画。無国籍アクション。こんな芝居がかった歯の浮くような馬鹿馬鹿しい映画を量産する一方で、青春爽やか路線も同じスタッフ、キャストで作っていたかと思うと不思議というか、ポリシーが無いというか…。
まぁ故に、最後は日活ロマンポルノへ行ってしまったのだろうが。
映画は麻薬・ヤクザ・女・ドンパチ・殴り合い…、あー zu langweilig !

見ようと思ったのは、「骨まで愛して」の歌が昔から好きだったから。「君こそわが命」も好きだが、作詞家川内康範は恐ろしい作詞家だ。
作詞家としては、西條八十、佐伯孝夫、松本隆を尊敬し、歌手は吉田拓郎が好きだから、川内康範の描く世界とは好みがかけ離れているのだが…なんとなく惹かれるものがある。
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