【STORY】
同級生ロクサーヌに恋する高校生のマックス。彼の悩みは、変わり者の父グーフィーだった。
マックスは校長の演説を邪魔する形でロクサーヌへの派手なアプローチを成功させるが、息子がグレたと思ったグーフィーは嫌がるマックスを無理に"親子水入らずの旅"に連れ出してしまう…
【感想】
グーフィーという間抜けでおっちょこちょいな変わり者キャラを崩さず、それでいて親子関係を描くほっこりムービーとして成立させたのがお見事！
ティーンエイジャーらしい、活発でミーハーで恋する少年マックスが見ていて共感できるし応援したくなり、出演作が少ないのに人気なのも納得！
ディズニーらしく音楽に溢れたミュージカルアニメ作品の1つながら、曲風はかなりその時代のポップを反映させたりカントリーを取り入れたりと、今作ならではノリの良さ。
ロードムービーとしての側面も楽しく、門出の歌はワクワクとイライラと可愛いブラックコメディの融合として印象的。
親に対しては、無理に押し付ける独りよがりな教育への批判的なメッセージを、子どもたちに対しては、クセが強くてもありがたい、かけがえない親の存在の大切さを、ディズニーらしい物語を通して語りかけてくれる。
そんな双方の立場に立って観られるところに、ポスターの雰囲気よりも深みを感じる！
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観た回数:2回
直近の鑑賞:Disney+(22.05.22)
