konomo

女ハムレットのkonomoのレビュー・感想・評価

女ハムレット(1920年製作の映画)
3.0
生伴奏つき上映で観た、ハムレットは実は女だったという設定の映画。彼女は密かに学友に片思いしているが、友が女だとはつゆ知らない向こうは、友の見合い相手に恋い焦がれ、彼女のほうはハムレットに夢中で…という少女マンガ系切なエピソードが入っている。
元々の話が、なんかあんぽんたんか悪人しか出てこないのか!みたいな印象だったので、切ない系ネタが入って丁度だったかも知れない。ハムレット演じる女優さんが、すっと細くて、あごの線が綺麗で、口の端がきゅっと上がってて、中性的で美しかった。
出てくる馬が皆、目のとこに穴が空いたシーツみたいなコートをかぶってて、最初、中に人が入ってるのかと思った。寒いからなのかしら、あれ。
konomo

konomo