映画と絵画の混合体をつくろうとしてたのかなーと思いつつ、バチバチに決まってるミジャンセンにクラクラしていた。
肌のトーンから壁の色まで、果ては端に映る大根の白まで。
ストーリーは無い?線になっては…
「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」に続いて”大正浪漫三部作”の掉尾を飾る名編。相変わらず人を食った物語の清順調に翻弄されてしまうのはいつも通りなのではあるけれど、同時に独特の色彩美や感覚美を捉えた映…
>>続きを読むツィゴイネルワイゼン、陽炎座に引き続き最後に見届けました今作。
三部作を順番に見すすめて良かった。
怪奇からだんだんと滑稽で飄々とした味わいが増えていくような変化も楽しめた。
三作品どれも抜群に…
他の2作は、どこに行っても同じ女がいて、松田優作も藤田敏八もただただ翻弄されるだけだった。しかし沢田研二は違う。彼もまた、女たちやツィゴイネルワイゼンの原田芳雄のように人格破綻者だ。男は4人もいる。…
>>続きを読む今年の夏に京都で竹久夢二展があるらしい。竹久夢二、全然知らんけど行きたいなぁと思ってて、調べたら映画あったので。
夢二をジュリーが。ジュリーって俳優もしてたんだね。バラくわえたり投げたりしながら歌っ…
鈴木清順監督三部作。
「関東無宿」でのホライゾンの赤の切り取り方にも通じる血なまぐさい「赤」の魅力。鈴木清順の色の演出は心情的なものと異質的なものとの対立が色濃く出ていて、特にこの「夢二」では?夢と…