まず天ぷらで一合の酒を飲む。
天ぷらそばの食い方よ。
これだけでも覚えておいた方がいい。
本当に匂うんすよ、この映画。
生きることのいじらしさって言うか、人間の匂いが。
動物にはない、人間が作り出…
浪漫三部作最終章
夢二が駆け落ちを松金沢で夢に見た宿敵の脇屋とその妻トモヨとその恋敵の鬼松が夢現に宵待草
描くと掻く
詩を絵に詠いあげる
漫画のようなポップなショットも
ジュリーのおどけと…
恋愛における絶対的な不調和と孤独。
ラストの牛や血が描かれた着物は女性の(性の)脱皮を描いてるのだろうか。
また、宵松草の歌と立田姫の絵も象徴的。
鈴木清順監督らしい特徴的な演出。
毱谷友子…
浪漫三部作、第三弾。17歳の間にこの三部作を観終えたいと何となく思っていて、滑り込みセーフで観終える事が出来てとても嬉しい。今回も相変わらず眼福な作品だった。三部作共に終始ゆめうつつな空気感が漂って…
>>続きを読むかつて映画は、都市文化や社会学といったサブカルチャー、広告媒体と非常に近い位置にあって、それにぴあやセゾングループやテアトルも乗っかって、それまでの撮影所映画とは違う「アート的」な映画が濫作されてい…
>>続きを読むひとりの芸術家を芸術家たらしめる背景を描写したもののように観えた
愛が絡んだ女性の怖さだけでなく男の気まぐれや執心まで伝わってくんのはさすがだなあと思う
あと緊張と脱力のテンポが独特すぎて観てて全く…
久々に再見。初見時から強く印象に残っていた妖しげな「夢二のテーマ」が鳴り響いた後、無数の紙風船とこちらに背を向ける樹上の女の幻惑的なイメージで映画は幕を開ける。全てのカットにおいて、凝りに凝った色…
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