悪の階段に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『悪の階段』に投稿された感想・評価

モノクロスタンダードに押し込められた男たちの哀しき結末

思いがけず観ることになりましたが、ゾワゾワするような作品でした。

ストーリー
岩尾、熊谷、下山、小西(山崎努・久保明・西村晃・加東大介)の…

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デニロ

デニロの感想・評価

4.0

1965年製作公開。原作南条範夫。脚色監督鈴木英夫。

ヒロインが団令子だってンで、そのつもりで出かけたのですが、え、この人団令子?そう見えないこともないけれど、お顔がシュッとしてなんか調子狂う。ケ…

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うどん

うどんの感想・評価

3.8

4000万超の金庫破りを成功させた4人組。4等分とは済まさず、醜い争いが始まる。

シンプルな筋での心理戦が面白い。

山﨑努の貫禄半端ない。でも結構抜けてる。久保明とは生年月日1日違いとは思え…

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団令子が、ファム・ファタールを演じて
盗みの4人を翻弄するかと思ったら、
山崎努の駒みたいな扱いで少し残念。

特に、西村晃が強姦して俺のものになったとかいうシーンは、最悪。マジでいらない。

でも…

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nsd

nsdの感想・評価

3.7

 狭苦しいモノクロスタンダード画面に、ぎゅうぎゅうに押し込まれた出演者たち。次第に仲間割れして……。15年ぶりくらいに見た。昔見たときはラストの足跡のシーンしか印象に残っていないが、やっぱり記憶に残…

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階段が何度も出てきます。題名のとおり、それぞれを昇り降りするたびに、悪意がめざめるのです。基本五人の会話劇ですが、出来事も多く、画面に惹きつけられました。ラストは階段の顛末をつげる広大な砂浜。なかな…

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KyoSiro

KyoSiroの感想・評価

3.5

南城範夫の小説が原作のノワール作品、
イタリア映画「黄金の七人」と同じ年に公開された映画です
4人組による金庫破り、そして、その金を巡って仲間割れへと…というお話です

危ない仕事には決して手を付け…

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再見。役者皆本調子でビビる。特に山崎努の角ばった顔を強調する笑みが初っ端から胡散臭くてツボ。鈴木英夫お得意の鋭い音の演出がちょい杜撰な金庫破りで数段怖くなる序盤、敢えてスタンダードサイズで挑むに相応…

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死体に手向けるのは花束ではなく札束。
或いは札束の為に恋をした。

何年か前に名画座で観て面白かった記憶があったが、やっぱり面白い。
話自体はよくある”強盗後の内輪揉め”形式。
殆ど密室劇に近い低予算丸出しの犯罪映画だが、画・テンポ・劇伴・キャラ立ち、どれも海外ノワ…

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