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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャーのYU@Kのレビュー・感想・評価

3.3
血清技術により科学的に進化した「愛国心溢れる元もやしっ子」が、第二次世界大戦渦中のアメリカを勝利へ導くお話。意外にもバイクアクションが多くて好みでした。
「死して尽くす愛国心」は私の世代の日本人には理解し難い心情。そういった点では、アメリカ人が抱く感想とはかなり異なるだろう。武器が主に盾のみだが、それを臨機応変に時にはフリスビーのように飛び等具で使う戦法スタイルが良い!
観た人は分かると思うが、おそらくキャプテンアメリカはアクション映画史上「最強の童貞」の1人なのだろう...。ラストの驚愕の展開で悲壮感を描写しないのは、アベンジャーズに向けた雰囲気作りのためか?
適役が一昔前のビジュアルテイストで登場したので、笑ったと同時にワクワクする。しかも彼自身には特にこれと言った能力が無かったりするから面白い。名前を調べたらレッドスカルだった。まんまだった。
ちなみにレギュラーキャストとして、単なるサービス顔見せ以上にストーリーに絡んでくるハワード・スターク。アメリカの軍事開発に貢献する彼の息子が後のアイアンマン=トニー・スターク。これがまたよく似てる。
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