クリス・エヴァンスに尽きるだろう。
正義感満載で、真っ直ぐに信念を貫く役をやらせたら、米国一ではないだろうか。
最初のCGによる脆弱な身体には、笑ってしまったが、
童顔に似合わぬマッチョな身体との落差。
信念の揺るぎない台詞回し。
素早いアクション。と「セルラー」の時よりも一段と進化している。
作品自体も、ハワード・ホークスの使い方も上手いし、原作でも重要な武器である「盾」も控え目ながら、星条旗仕様だったのには感激した。
ただ、単純なナチ批判では無く、米国も乗り出す薬物による超人製造という題材は、手放しでは喜べない事で、時代背景もあってマーベルなんだと思って、勧善懲悪を単純に楽しむようにしたのは、確かである。
しかし、続編からは現代なので、それも無理なので、もう観ないかもしれない。