「マーベル・シネマティック・ユニバース」第5作目。本作の直後アベンジャーズに繋がる作りになっている。70年前が舞台でこれまでの現代的な世界観とはまた一風変わった雰囲気を楽しめる作品。人一倍正義感は強いが体が小さいため兵隊になれないスティーブ・ロジャースが、超人血清を使った実験で体格も変わり、文字通り超人的な身体能力を得てキャプテン・アメリカとなっていくヒーロー誕生の過程にはとてもワクワク出来た。宿敵レッドスカルとの決着の付け方に関してはもうちょっと盛り上がりが欲しかったとは思うが、本作一番の見所であるラストシーンはとても切なく心に残るものになった。
