軍曹の娘

アルジャーノンに花束を/まごころを君にの軍曹の娘のレビュー・感想・評価

3.4
うーーーーん…
原作は日記形式で物語が進んでいくので、そこはどういう風にするのかな、と思っていたのだけど。。
淡々と話は進んで、2時間未満に話を端折って、頑張ったとは思うけれど。
物足りなさを感じました。
日記無しでどう落とすのだろう…と思っていたら、落とさずにそのまま淡々と終わってしまった。

これはこれで。とは思う。
淡々と進んで淡々と終わって、それでも悲しみは深い。

原作はね、最後、チャーリィはアリスに会いに行って「キニアン先生」と呼ぶ。それがとても悲しくて。
怖がられて、憎まれた同僚から「おまえにわともだちがいるってことをおぼいといてもらいたいなそれを忘れるなよ」と言って貰えて悲しくて。
最後の手紙が、子供みたいな拙い文章で。悲しくてたまらない。
「うらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやてください」
たまらない。

この最後のシーンは欲しかったな。

でも、チャーリィ役のクリフ・ロバートソン。すごくチャーリィだった。



・ストーリー★★★☆☆
・映像★★★☆☆
・演出★★★☆☆
・キャラクター★★★☆☆
・音楽★★★☆☆
・おすすめ度★★★☆☆

・もう一度観たいか
これはもういいかな
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