オールスター感やばい🤦♀️東京流れ者の渡哲也にツィゴイネルワイゼンの原田芳雄とタイプの真逆なアウトローが共闘してるのすこ からの硬派な成田三樹夫と三者三様のアウトローな生き様に満腹
ロマンポルノ常連の前野霜一郎のステレオタイプなゲイ演技もかなり上手かった。台詞は少ないし、物語的な意味もないけど、存在感があった。ただ、原田芳雄が人知れず梶芽衣子を好いてるがゆえに不能になってるのにちょっと関係してるところはあるかもしれない？
このステレオタイプ加減、もう許されないけど70年代だなって感じ。女の子たちの服はもちろん、梶芽衣子の部屋もガーリーロマンでかなり可愛い。笑子という名前だが全然笑ってなくておもしろい
新宿のゲリラ撮影も当時の風俗がよくわかる貴重映像になってた。ラストのヘリの撮影自体がもう当時すぎた♡
照明の入り方が表現主義っぽくてよかった。原田芳雄が狭い女の部屋でLSD？やってる時の背景が虹色に照らされる感じとか、笑子が殺されたあと、復讐に燃える2人を照らす赤い光とか。他にもカーテンの色が真っ赤とか、色彩が鮮やかで好みだったかも。
あと、復讐のために銃の準備をする2人のショットの間に笑子の死体のカットがカットバック的に挟まれて、明滅してるかのような効果が生まれていたのが面白かった。ほかにも鏡越しに重要なモチーフを映すことでそのモチーフを強調してたりするのとか、結構撮り方凝ってた。
ヘリのほかにも砲丸で壊し中のビルに医者呼び出してビビらせたり、消化器で目くらまししたりとトンデモ演出が多くて楽しかった。終盤、成田三樹夫がエレベーターに乗ってるところをガキ共が襲撃するシーン、各階で不良少年たちが乗ってくるけど、エレベーターの内側からボタン押してるのが分かってウケた。各階に異なる原色カラーの壁紙が貼られてるのも色合いすこ
