オリオン

4人の食卓のオリオンのレビュー・感想・評価

4人の食卓(2003年製作の映画)
3.8
かなりズシーンとくる韓国ホラー。
心理的にジワジワ攻めてきて、後味悪く重たい余韻が残ります🤢

ジャンプスケアなんかこれっぽっちもなく、いわゆる“驚かせる系”の騙しホラーの類いではありません。
真実が明らかになるにつれ、得も知れぬゾワゾワ感が込み上げてくるサスペンススリラー色の濃いホラーになってます。

そんな内容もさることながら、視覚的にもかなりショッキングなシーンがあって、ホントに女性監督が撮ったの?と思ってしまうほどです。

ヒロインのヨンが選んだ結末がなんともやるせなく、タイトルである『4人の食卓』を象徴するかのようなラストシーンに切なさを感じ、ドンヨリ気分でエンドロールを迎えることになります。

個人的なマイナス評価要因…
ゆっくり丁寧にストーリーを構築していくので、じっくりと時間をかけるのも無理のないところではありますが、それにしても約2時間はチト長過ぎると感じたことかな😵

『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』で大ファンになったチョン・ジヒョンちゃんが、ガラッとイメチェンして臨んでるところもソソられましたねぇ🤩
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