どことなくマリエンバートと同じ香りを漂わせる映画の迷宮で空間そのものを支配してしまう耽美な幻想の果てに呑まれる。宮殿の中を悠々と歩く1人の女と複数の男を巡り淡々とそれらを映すだけで彼らは言葉を発しな…
>>続きを読むめっちゃ退屈だし、ちんたらしか動かないけど、後半からグングン面白い。大きな鏡のある部屋で、その鏡を中心に据えて撮るのも面白い。回顧する形だから劇中では口を開かないのも、違和感あるけど、だんだん癖にな…
>>続きを読む夕陽をバックにインディアソングが流れるオープニング。
以後、画面は映像だが写真のように動かないうえに出演者は言葉を発さない…デュラス毎回しんどい。。撮影は何を頭で考えて撮ってるのか…
部屋に鏡、煙…
長回しで映る風景に癒されてついうとうとしてしまった。でも副領事の悲惨な(笑)叫び声で起こされたので良かったです。
上品なホテルを背景にスーツ姿の男性陣を周りにつかせて主人公の女性が堂々と歩いているシ…
大好きなデュラスの監督作品。
彼女のエクリールの中で何度も何度も語られる男と女の憂鬱と愛。ラマンの言葉よりやってきた青緑や紫の空、泥や土の匂い、むせ返るような東洋の、雨の肌。
かつてあったことを作家…
よくわからないけど面白かった
徹底して画面のキャラクターに口を開かせない事で詩的な空間を作り出してた
音楽やざわめきなども良い
明るくなったり暗くなったりする4人と1人の絵も印象的
どことなくジャ…
役者に語らせずナレーションで
展開させる手法が独創的
ゆったりした流れに眠くなりますが
変人(元副領事)の魂の叫びに睡魔が吹っ飛びました
姿が見えない物乞い女性の歌声
エキゾチックな雰囲気が良かった…
【言葉と画の剥離=記憶の再構築】
『死ぬまでに観たい映画1001本』にて寝る映画枠として不動の地に君臨する『インディア・ソング』をMUBIライブラリで観ました。長らく本作はVHSの汚い映像でしか観る…