インディア・ソングのTakayukiMonjiのレビュー・感想・評価

前衛小説の作家マルグリット・デュラスが自身の小説を映画化。
もはやこれは映画なのか、小説なのか、戯曲なのか、ただの脚本なのか。映像と台詞の関連性はほぼないようで、関連性を観客に妄想させるような作り。映像を味わいながら、ナレーションの言葉たち(ポエムのような)を楽しむ。映像は鏡を使った対比的で妖しさのある耽美な世界が貫かれてて、”インディアソング”なる音楽とも重なる。
VHSの画質がやや崩壊していたのだが、YouTube字幕なしで復習して堪能。

• #1001mck
• #vhs