回想 川本輝夫 ミナマタ 井戸を掘ったひとの作品情報・感想・評価

回想 川本輝夫 ミナマタ 井戸を掘ったひと1999年製作の映画)

製作国:

上映時間:42分

ジャンル:

3.7

『回想 川本輝夫 ミナマタ 井戸を掘ったひと』に投稿された感想・評価

S

Sの感想・評価

3.8

埋もれた水俣患者を訪ね歩き、申請を勧め、またチッソと直接交渉の末、年金・医療費を含む協定書を締結するなど長く水俣病闘争の指導者を務めた、川本輝夫。

その後市議会議員となって活動を続けるが、
199…

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イワシ

イワシの感想・評価

3.0

かつて未認定患者であり同じような人々に申請を勧め、チッソとの直接交渉の先頭に立った氏の回想録。過去作かの抜粋により70〜90年代までの氏の活動と達成が示されるが、晩年に送られた土本宛の年賀状に書かれ…

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No.3394

『情熱を維持し続けることの難しさとその代償』

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水俣病を追い続けた土本典昭監督。

だが、その水俣病に関する作品は、2本しかレンタルが…

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菩薩

菩薩の感想・評価

-

その半生が闘いそのものになってしまった事をご自身ではどう思っていたのだろうか。「私たちは闘うために生まれて来たわけではない」と述べた患者がいたと記憶しているが、川本氏も本来はその様に考えていたのだろ…

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キノで『MINAMATA』公開に合わせて土本典昭監督の別の作品を上映していて、興味を抱いたので借りてみた。

川本さんの存在は本作で初めて知った。何度も訴えないと水俣病患者として認められないなんて、…

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お伝

お伝の感想・評価

3.5

ほんとに井戸を掘ったわけではない。先陣をきって闘ったという意味。
水俣病患者の発掘とその補償体系を戦い取った川本輝夫さんの記録。
チッソ本社で「殺人者に被害者がお願いしてるんだ!」という言葉が刺さっ…

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水俣病被害者のために動いた支援者は、映画の中に生き続ける。

チッソ社長に詰め寄り、読経し、ハーモニカを吹く・・・

「水俣「病」ちゅうからみんな恥ずかしがるわけなんですが、実をいうとこれは「傷害事…

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しを

しをの感想・評価

-
変わらず編集はうまいがこれはこれまでの映像を繋いでいるのでそこまでの感動がなかった。でもナレーションがいい
映像から音声が剥がされ、新たに別に付けられるとき、映像は映像として音は単純に音として実存する。
クロースアップする顔や四肢も、頭の意識とは関係なしに生々しくそれ単体として生きてるように見える
本編以外に関して。俳優砂田明の朗唱の映像が圧倒的なものだ。これだけでも見る意味がある。
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