映像の美しさが一番かな。
戦争などの歴史的映像のインサートも、ある種他の記憶と並び立つものなのかもしれない。
脈絡追いかけすぎたら駄目。
主人公の母の苦悩みたいなものと主人公の幼少の頃からの自我と罪…
タルコフスキーは何気ない日常風景を美しく映し出す天才だと思う。登場するのは全く知らない場所なのに、何故か懐かしい。帰りたくなる。それは、光や暗闇、炎。誰もが見た事のある普遍的なものを実際に「肉眼」で…
>>続きを読む冒頭の吃音の催眠療法は、まるでタルコフスキーの映画作家宣言のようだ。
タルコフスキーの父アルセーニーは、彼が幼い頃に家を出て行ってしまった。
詩人でもあった父を尊敬していたタルコフスキーは、離婚の原…
吃音青年,工業高校,催眠療法,治り,女佇み,医者男来訪,柵座り崩れ,ハンの木,強風,坊主子供,家燃え,井戸,タライ髪漬け洗い,前髪滴り顔隠し,天井濡れ剥がれ落ち,モノクロ,印刷会社,写植室,ロール紙…
>>続きを読むアンドレイ・タルコフスキー監督『鏡』(1975)
YouTube (MOSFILM)にて鑑賞。
個人の記憶のイマージュから歴史へ、未来へ、全体へと接続されていく。
タルコフスキーの"個人映画"と…
タルコフスキー監督の幼少〜青年までの過去を描いた映画(多分)。ストーリーはあるのか無いのかよくわからない構成で登場人物の行動も理解できない超難解な内容を前にとりあえず流れてくる独創的な映像を眺めるこ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます