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鏡のkogureawesomeのレビュー・感想・評価

(1974年製作の映画)
5.0
この映画は私にとって癒し映画です。
話はまったくわからないけれども、
何度も観てしまう。
ただ流しているだけの時もある。
(最初の吃音のくだりは飛ばしてしまうことが多いけれど)
風が吹いて草がなびくところ、
家が燃えるところ、
ピーテル・ブリューゲルの絵画《雪中の狩人》や《鳥罠のある冬景色》のような雪景色のところ、
お母さんが走っているところ、
髪を洗っているところ、
宙に浮いているところ、
ただ無心になって見入ってしまう。
映ってるものをただ見ている。
頭が空っぽなだけかも知れないが。
 
タルコフスキーの『鏡』と『ノスタルジア』と『ストーカー』の3本は、ただ流しているだけの時がまあまあある映画です。
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