iszka

鏡のiszkaのネタバレレビュー・内容・結末

(1974年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

毎度、どうやって見つけているのか気になるロケーション 

現在映されている時間軸や登場人物が、
徐々にあやふやになっていく感覚
そこに不快感はない

母への憐れみ、父の不在、戦争、
諸々の記憶や体験
全てが私を私たらしめていて、
ある種、業や連鎖的なものを感じる。

火、水、土、風
タルコフスキーの自然への畏敬。

あるテーマの直接的な説明を省略し、徹底的に映像や詩で伝えるのに拘っている。
それ故、タルコフスキーは映画監督という芸術家のあるべき姿なのかもしれない。
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