安定の難しさ。タルコフスキー作品を観るたびに自分の理解力のなさに絶望します。
タルコフスキー映画は内容も難しいしモノクロになったりカラーになったりセピア色になったりするから余計こんがらがります。
今…
タルコフスキー監督作品は『惑星ソラリス』に続いて2作目
今作の主人公の男はタルコフスキー自身
昔からずっと嫌いだった父親といつのまにか自分自身も同じようなことをしている自分に気づく。
父と同じように…
あらすじというのが書けそうにない映画。
過去、現在、散りばめられた記憶の断片を割れた鏡を無造作に繋ぎ合わせるように一つの形にしていく感じ
整合性はない。ただ美しさがあるだけ
それなのに妙に人間くさい…
鏡=ショットの切り返し...なのだろうか。作中に挿入される監督の父アルセーニー・タルコフスキーの詩が美しい。
難しいのでなんなんだこれは...と思いながら、途中で寝て、あれどこまで見たっけ...とな…
自身の少年時代の回想、というパーソナルな動機で作られた作品とはいえ、タルコフスキーの作品中その語り口は最も複雑に感じられた。
『鏡』において時間軸は奇妙にねじくれている。少年期のタルコフスキーと現…
タルコフスキーって隠喩であったり思わせぶりな伏線であったり、難解さを装いたがるところがあって好かんのであるが、雨の中印刷所へと走る母親を撮った移動ショットなど活劇作家としての優れた資質が紛れもなく露…
>>続きを読むタルコフスキー④
覚悟して臨んだもののちっとも眠くならなかった。活劇というほどではないにしろ、タルコフスキー作品の中では動きが多くてかなり見やすい方じゃないかな。タイトルのイメージに反して。
記…
あまりにもあまりにも美しすぎるその映像美!!
タルコフスキーの作品は見る人を選ぶが、一度内容を理解することをやめて、ただただこの映像を経験するだけででも見て欲しい!
芸術と娯楽の中にあり、限られた…