山浦国見

蛮地の太陽の山浦国見のレビュー・感想・評価

蛮地の太陽(1953年製作の映画)
3.6
原題を直訳すると、白人の呪術医となる。リトル・ママからビッグ・マムへの出世譚。

オープニングの曲は個人的には好き。蛮地の太陽と言う邦題も中々かっこいいし、勝ち気なスーザンも素敵。


ロバート・ミッチャムが出てくると、何かありそう…と勘繰ってしまうが、意外とマトモなキャラだった。まぁ多少クセが強く、そういう意味では期待を裏切らない。
辺境の村はセットだが、それにしては出来がいい。呪術医のキャラは立っているし。着ぐるみ感丸出しのゴリラはちと残念だが。

ただ、今では色々引っ掛かる表現の嵐なので、地上波では視聴困難だろう。

名匠ヘンリー・ハサウェイ監督作品なので、安心と安定のクオリティー。スゲー面白い訳ではないが、観て損は無い。
山浦国見

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