緑川

アリゲーターの緑川のレビュー・感想・評価

アリゲーター(1980年製作の映画)
4.0
体長10メートル 体重900キロのバケモン級アリゲーターが人の味を覚え、食って食って食いまくる!
女子供も関係なし!
晴れの舞台、結婚式にもお構いなしに乱入!
招かれざる客にも程がある。

最近砂浜を泳いだりトイレに出現したりするサメが出てきたが…
水陸両用モンスターといえばワニしかいない!
なにしろ陸を時速50キロで走り、水中を時速30キロで泳ぐ恐怖の存在だ。

ジョーズの後に乱発されたパニック映画の中でも特に評価の高めな一作
実際おもしろい。
これ日本人は下水道にワニっていう設定に現実味を感じないかもしれないけど、フロリダ州あたりに住んでいるキッズが見たら水辺に近づけなくなるくらいのトラウマになるのでは?



この映画の主人公はこの時決してハンサムとは言い難い風貌の、薄毛を気にした中年オヤジで哀愁が漂っていて非常にいい感じだ。
この騒動の前にも相棒を失っており、そういったトラウマも主人公の行動原理に影響を与えている事が窺える。

因みにお腹を地面に付けずに、体を持ち上げるようにして歩くのが『クロコダイル』
お腹を地面にくっつけて歩くのが『アリゲーター』らしいので、この映画に出てくるアリゲーターはクロコダイルである。🐊

どうでもいいか。
緑川

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