スカパーにて。勝新が破壊僧を演じ悪を持って悪を討つ。もう勝新ワールド全開ですな。
ボロ寺に転がり込んだ生臭坊主に勝新。2つのやくざ同士が争う町でやりたい放題。酒に博打に女の戒律を破っても「世の中の悪を倒すことこそが善行」だと嘯き大暴れ。
特に女にはかなり酷い。無理矢理手篭めにもしちゃう。60年代の日本のダークヒーロー像ってこうなんだよねー。今じゃちょっとアウトだなぁ。
町のやくざの中で、裏で糸を操る最後の大ボスの正体が最後まで分からない。そこが他の時代劇であまり見られない今作の特徴かしら。
お寺を賭博場にして胴元になって儲けるが「寺で賭けるからテラ銭って言うんだよ」ってシーン、超納得した!
テラ銭って“寺銭”ってことだったのか!知らなかったぁ。