Nobody's Perfect って言葉を思い出した・・・14歳であろうと、24歳であろうと、44歳であろうと、人間はそれぞれに弱い部分を持ち合わせている訳で。
そして、人間は基本的に自己中心的・・・と同時に、もちろん他人を思いやれるを心をどれだけ持っているか。
そんなコトを噛み締めながら、鑑賞しちまってましたが・・・14歳じゃなくても、心に棘が刺さった時期はあるはずで、はたしてその傷口にきちんと向き合ったことはあるだろうか。
展開に解りづらい描写はあるが、完成度は高く感じ・・・とにかく心して見るべし。
しかし、人に教えるって立場は難しいって、改めて良く解った・・・って、教師の柄ではないが、とりあえずは先輩や上司にやられて嫌だったコトを、後輩や部下に伝統の名の元に無神経に繰り返さない様にはしているけど。
キャストでは、廣末哲万と並木愛枝がヒリヒリする様な演技を見せ・・・助演の香川照之の存在感は流石。