権力欲、征服欲、支配欲にとりつかれてじぶんを「神の怒り」と称し自軍を破滅に進ませたアギーレ太郎の話。
周りが見えなくなって全てを敵とみなす狭窄な精神は、アパートの隣人に過敏になって逐一その挙手を気に病む私の矮小卑屈な精神に通ずるところがあって、反省しましたのよ。
翻って、隣人にキレるにしても自らを「神の怒り」と信じてカチコミする方が凄味があるよな。
しかしそこまでの度量と覚悟に欠けた凡人たる私はやはり大人しく自分の精神改革に努めた方がよい。と再認識した。
ということでアパート暮らしの教訓にあふれた映画だった、オススメ